アメリカ人とBBQ

翻訳者の為の世相評論

@アメリカ人とBBQ

バーベキュー(略してBBQ)と言うと、屋外で肉等を焼いてみんなで楽しく食べる事、というのが一般の定義と思う。BBQの本場アメリカでは、少し違う。肉や野菜を直火で焼く料理方法は、全米バイーベキュー協会によると“グリル”という言葉を使うそうで、BBQとは一線をかくすそうだ。本来のBBQはスモーカーという燻製器を使い、摂氏100度前後の低温で何時間もかけてじっくり肉を焼き上げる料理法の事である。さらに肉を如何においしく仕上げるかの為に、各種の下味のつけかたがある。アメリカの肉もピンからキリまであり、USDAチョイスといって高級な肉から、普通の肉まで、部位を含めると数十種が存在する。味、固さ、食感がそれぞれ違っており、奥が深い。特にステーキでは固くて食べにくい部位の肉でも、下味に十分に浸し、じっくり焼き上げると驚くほどジューシーでおいしい肉になる。さらに焼き上げるプロセスで、ヒッコリーやアップルなど火種に使う木材を選ぶ事で、独特の風味が肉にしみ込む。それを楽しむ事が、BBQの神髄である。BBQ協会によると、アメリカ人の家庭の96%が自宅に屋外で使えるBBQやグリル用の器具を所有している。又各地で腕自慢を競う、BBQ大会も沢山あり、2012年には1250件のコンテストが各地で開かれるそうだ。アメリカに沢山あるBBQ協会のなかでも一番大きい組織が、KCBSと呼ばれるカンサスシティーバーベキュー協会で、年間500件近い大会の監修に当たっている。つまり、正式な協議会には、KCBSの審査員が招かれ、競技者の採点を行うわけだ。採点のポイントは、味、見た目、柔らかさで、それぞれ、4:1:2の割合で加重され、採点される。最も大事なのは味であり、後付けのソースでごまかすと採点が悪くなり、あくまでマリネートといわれる下味の付け方と、やき方が勝負の行方を決めるのだそうだ。又、柔らかさの基準は、楽に噛み切れるが肉は骨からはがれず歯形がくっきりと残り、硬からず、脆からず、の絶妙さが必要との事である。この様に極め出すと奥が深い事がよくわかる。私もアメリカ生活でアメリカ人の食文化に、グリル・BBQが如何に深く浸透しているかを知っているので、彼らの情熱が良く理解できる。ホームセンターに行くと色々な器具が所狭しと置いてあるし、テレビのCMでも常にBBQ関連の商品が宣伝される。又、休みの日に、ビーチ、広場へいくとあちらこちらで家族、仲間でBBQをしている光景を目にする。 繊細さはないが、豪快に、うまい!!を連発できる食である。

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