築地市場移転/Wild Fire

翻訳者の為の世相評論

@築地市場移転

昨日、築地市場が豊洲へ移転する事が東京都議会で可決された。この結果、2014年末までに現在の築地市場は移転、新規開場することになる。ここまで来るのに色々な議論があった。築地と言う、日本食文化を代表するブランドが失われるというエモーショナルな点、移転先が土壌汚染の問題があり、食を扱う場所としてふさわしくないという衛生面の点、そして海外から来る観光客の人気スポットになった築地ツアーがなくなってしまう点等だ。確かに世界における日本食文化の躍進はこの10年目覚ましい物がある。その先頭を走っているのが、“Sushi”である。 私が海外に頻繁に行き始めた1980年代、アメリカで日本食と言えば寿司・天ぷらであり、ニューヨーク、サンフランシスコ、ロスアンジェラスなどの大都市でも、日本食レストランを見つけるのに苦労した。ところが最近では、小さな都市のスーパーでも”Sushi take out”として、アメリカ版すしのパックを見つける事が出来る。その中心の食材が、まぐろ。まぐろは、世界的相場商品化しつつあり、冷凍マグロが業者間で世界を飛び回っている。南アフリカで陸揚げされたマグロが、空輸で数日後に世界中の寿司屋の店頭を飾る時代である。このようにグローバル化している寿司であるが、そのメッカとして君臨するのは、やはり築地であろう。ここには世界で一番質の高い魚が集まってくる。今年の初競りで、大間産のまぐろに5千万円の値がついた。ご祝儀ということでこのマグロは銀座の高級寿司店などに出回った。報道によると、今回移転するのは“築地市場”で、その横にある“築地場外市場”は存続するとの事。世界の築地ブランドを守ろうと、今後はこの場外市場を中心に銀座とコラボして、築地を存続していくようだ。築地市場は魚の仲買人のみが実際に取引をする市場で、場外市場は小売りを中心とした一般向けの魚屋がある。もちろん寿司屋もここにある。そこでこの場外市場を一大魚ショッピングセンターにすることで、多くの消費者、観光客を集めようとする計画だ。やや遠いが、5月22日オープンの東京スカイツリーと抱き合わせ観光なども計画されているようで、ますます東京が面白くなってくる。

@Wild Fire

この言葉、和訳すると、山火事になるが、必ずしも山での火事でなくても、英語ではこの用語が使われる。アメリカの様に平野が広く、そこが自然発火で火事になってもWild Fireである。今週、そのアメリカで、州が火事の実験をしようと人工的に区域を限って山焼きを行ったが、それがWild Fireになって、大きな山火事になったそうだ。アメリカのワイルドファイヤーは兎に角、規模が大きい。キャンプでの火の不始末から自然発火まで原因は色々あるが、大きくなるのは自然発火である。大きな火事になると数週間燃え、その範囲も東京との何倍の面積になる事もある。私が身近に経験したのは、1991年のカリフォルニア・オークランドのワイルドファイヤーである。サンフランシスと湾を挟んで対岸にある大都市のオークランドの郊外がほとんど燃えた。私の友人の家も失われた。このようにアメリカでワイルドファイヤーと言うと、我々日本人が想像できない規模の火事になることが多い。

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