マレーシアのビジネス事情

ビジネス・生活、世界の国々から

国の面積は日本よりやや小さく(日本に対して90%の広さ)、人口は約25百万人(日本の20%)です。そして首都は、ケーエル(Kuala Lumpurの頭文字)と省略して日常言われるクアラルンプールです。KL(ケーエル)にはKLCCという、世界で一番高い(88階、452メートル)ツインタワーがシンボルとして、そびえており、近代的な首都中心地を形成しています。

このマレーシアのビジネス事情を語るとき、忘れていけないことは、プミプトラというマレー人優遇政策と多民族国家である事でしょう。マレーシアの国民の約65%はマレー系、25%が中国系、そして8%がインド系です。歴史的には、第2次大戦後、英国から独立したのですが中国系がビジネスなどの社会基盤を押さえています。しかし国民の大多数がマレー系なので、 如何にマレー系人を社会に組み込んでいくか、彼らの仕事を創出していくか、が長い間社会問題となっていました。

そしてプミプトラ政策を施行して、マレー人の一般企業での登用に優遇を与え、近代国家を創ってきたのです。マレー系、中国系、インド系、と揃うと、気がつくことはありませんか? そう、イスラム、仏教、ヒンズーという、キリスト教以外の大宗教をそれぞれ信ずる国民が、限られた国土に一緒に住んでいるのです。このことも、マレーシアの近代化には障害でした。マレーシアで大きな工場に行き、その食堂に行くと驚きます。

仏教は何でも食べますが、イスラムは豚を食べない、ヒンズーは牛を食べない、という厳しい戒律があります。食堂側では、それぞれの宗教の人が食べれる物を別々に作るわけです。ですから、食堂を見ると沢山のおかずがあり、宗教別に別のラインに並んで、お昼ご飯を手に入れる事になります。その光景は、印象的です。1000人規模の工場などでは、数百人が一度に食堂に集まるわけで、サリーを着た人から、Tシャツ、ネクタイ姿まで、アメリカとは違う意味での人種のるつぼ、を見る事ができます。

この様に、マレーシアのビジネス事情は、1)マレー系人優遇政策がとられていること、2)比較的小さい国であるにも拘らず、多民族国家である事、 3)中国系が経済、ビジネスを牛耳っている事、に特徴がありこの3原則に従って、ビジネス判断をしていく必要がある事です。

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