台湾式真剣ビジネス勝負

ビジネス・生活、世界の国々から

台湾は日本に1番距離が近い国の1つであり、昔から日本とのつながりが多く、長い間友好関係にあります。中国は1つですが、その中でしたたかに自分の地位を占めています。人口は約22百万人で80%の方が本省人です。

台湾の方とのビジネスは、1にも2にも、兎に角、個人的な信頼関係から始まります。個人として信頼できる相手かどうか、それを築くのに時間をかけます。ビジネスの場はもちろん、食事、何度も交わす乾杯(台湾の乾杯は終わりがなく本当につらい!)、ゴルフ、2次会などいろいろな場を設け、相手を観察します。そして、1度信頼が置ける相手と判断されれば、あとは理屈抜きにビジネスが進められます。

このような経験がありました。私のビジネスをしていた相手(台湾企業)が大きな商談を持ってきました。私は興奮して本社に話し、是非この商談をとろうということになったのですが、 日本の本社は事細かな契約書をつくり、それにサインをもらえと言ってきました。欧米のビジネスでは細かい契約書を弁護士が何度もチェックを入れ、すべての事態に備える事は当たり前ですが、この台湾企業の社長の方は、俺を信用してビジネスができないなら、この先話を進めない、と譲りません。

それまでも長い期間ビジネスを一緒にやってきた相手ですが、今回はビジネスの規模が違っていました。何倍も大きいのです。さて、本社とこの相手との間に立った私は困り果て、何度か日本と台湾を往復し双方の譲歩を探りましたが、うまく行きません。最後は日本の本社がビジネス欲しさに折れ、紙1枚にビジネス金額のみ記し、細かい条件は一切なしで進めました。法律的には何の効果もない紙切れであり、お互いの信用の印でしかありません。

このように、台湾の方は個人の信頼をとても大事にし、そこから次へのビジネスへ繋がって行きます。果たして、このビジネスは半分程度しか売れませんでした。しかし、この台湾の社長さんは、すべての商品を自分の約束を守りぬくという事で、発注済の大量な在庫をすべて買い取りました。一時的に資金繰りに窮したようですが、すぐに立ち直り、今では台湾の大企業になっています。

このように危なっかしい話もありますが、個人と個人の目を見て、1対1の信頼で大きなビジネスをする、ということも台湾でのビジネスを成功させる大きなコツの1つです。

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